カナダ高校留学の制服事情と校則の違い

みなさん、お久しぶりです!カナダのブリティッシュコロンビア州で高校留学中のサキです。最近は、大学の出願や学校の試験などで忙しく、投稿が滞ってしまいました。これからは、高校留学後の進路についても記事を投稿する予定なので、よろしくお願いします!

今回は、現役高校留学生の視点から、カナダの高校の制服や校則事情についてお話しします。

カナダの高校に制服はある?

日本の高校では、私立・公立を問わず、多くの学校で制服が義務付けられていますよね。しかし、カナダの高校では、公立高校に制服はなく、私立の高校に多くの制服があります

カナダの私立高校の制服は、ブレザーや学校指定のパーカーに、チェック柄のスカートやパンツを組み合わせるスタイルが一般的です。セーラー服や学ランといった日本特有のデザインは見かけません。

私は公立高校に通っていますが、制服がないので毎日私服で登校しています。カナダに来たばかりの頃は、毎朝コーディネートを考えたり、髪の毛やメイクを整えたりしていましたが、最近では適当になりがちです(笑)。現地の学生もカジュアルな服装が多いので、「私服だからおしゃれを頑張らなきゃ」というプレッシャーはありません。

体育の授業がある日は、動きやすい服装で登校するか、その場で着替えることが一般的です。公立学校では指定の体操服はありません。

校則の違い

日本の高校には多くの校則があり、髪型や服装、アクセサリーに厳しいルールがあることが一般的です。一方で、カナダの高校では、校則はかなり緩やかです。

例えば、ピアスや髪染め、ネイルは自由で、私の友人の中には毎月髪色を変える子や鼻ピアスをしている子もいます。Grade10でカナダに来た時、同級生が20歳くらいに見えてしまいました(笑)

また、現地の学生はアルバイトをしている人も多いです。ブリティッシュコロンビア州では、14歳から軽い作業が可能で、16歳からは保護者の許可なしで働けます。カフェやレストラン、ファーストフード店で働く学生が多いほか、自宅でネイルやマツエクを提供している人もいます。ただし、私たち留学生は就労許可がないため、アルバイトはできません。その代わりにボランティアや学業に集中することをおすすめします。

BC州の高校生アルバイトのルールについては、こちらの記事をご覧ください。

スマホの使用について

2024年7月から、バーナビー学区では授業中のスマホ使用が原則禁止となりました。それまでは、生徒が授業中にゲームやメッセージのやり取りをしている光景も見られたため、このルール改正は悪くないと感じています。ただし、私たち留学生が翻訳などでスマホを使いたい場合は、先生に事情を話せば柔軟に対応してくれることが多いです。

詳しくはバーナビー学区のスマホ使用に関する情報をご覧ください。

また、アップルウォッチなどのスマートウォッチを使用している生徒も多く見かけます。スマホほど規制はありませんが、テストの際には、外してカバンに入れるようにしましょう。

早弁について

日本の高校では、授業中の飲食が厳しく禁止されていることが多いですよね。しかし、カナダでは教室や先生によりますが、授業中に食べながら授業を受けることが許される場合があります。先生自身が飲み物やサンドウィッチを食べながら授業をしていることもあり、最初はとても驚きました。

ただし、食べ物を禁止している先生もいます。理由としては、「教室にネズミが出る可能性」や「パソコンのある教室で水や食べかすが機器に悪影響を与えること」などが挙げられます。

学校の登校方法

カナダの学校では、生徒はさまざまな方法で通学しています。車、スカイトレイン(電車)、バス、自転車、電動スクーター、スケートボードなど、自由な手段が許されています。中には電動一輪車で登校している生徒もいて驚きました!

私は毎日徒歩で通っていますが、どの手段を使う場合も注意が必要です。特に自転車やキックボードは、学校の駐輪場に停めていても盗まれることがあるので、施錠をしっかりしましょう。

いかがでしたか?カナダの高校生活について、少しでもイメージがつきやすくなったでしょうか。これからも、留学を考えている方やカナダの生活に興味がある方に役立つ情報を発信していきます!次回は「高校留学後の進路」についてお話しする予定なので、ぜひまた読みに来てくださいね。

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