現役高校留学生が語る!高校留学で後悔しないための準備5選

皆さん、こんにちは!カナダの高校に留学中のサキです。今回は、「高校留学で後悔しないためにやるべきこと」 を5つ紹介します。私自身の経験をもとに、留学前に知っておくと役立つことをまとめました。これから留学を考えている方は、ぜひ参考にしてください!

1. 英語の勉強は徹底的に!

「もっと英語を勉強しておけばよかった」 と、多くの留学生が後悔します。私も留学前に英検2級を取得していましたが、実際の授業では全く足りないと感じました。英語の勉強はやればやるほど良いです。

留学前にやるべき英語学習

  • ELLの対策: カナダの高校にはELL(英語学習者向けクラス)がありますが、ELLのレベルが低いと通常の授業(Regularクラス)を受けられません。結果的に卒業が遅れる可能性もあります。入学前のELLテストで高得点を取れるよう、英語力を上げましょう。
  • 英語の授業に慣れる: YouTubeで Pre-Calculus 10Science 10 などを検索し、英語で授業を受けることに慣れておくと安心です。カナダの授業は1コマ90分と長いので、集中力も鍛えておきましょう。
  • IELTSやTOEFLの対策: 将来的に日本や海外の大学を受験する場合、IELTS6.5以上が必要になることが多いです。留学前から英語試験の勉強を始めると、後々の選択肢が広がります。

2. 日本のことを学ぶ

留学中、ホストファミリーや友達から 「日本はどうなの?」 と聞かれることが多いです。しかし、私は最初の頃、日本の政治・食文化・宗教・教育システム ・祝日などをうまく説明できず、困りました。

日本の文化や歴史をある程度知っておくと、会話のネタになります!

3. 家族との時間を大切にする

留学すると、長期間家族と会えなくなります。留学前に家族とたくさん思い出を作ることが大切です。私は、留学前はバイトばかりで祖父母に寂しい思いをさせてしまったと感じています。

  • 祖父母の家に遊びにいく: 一緒に観光しながら、日本の魅力を再発見できます。
  • 家族との食事を大切にする: 日本食を食べられなくなるので、日本の味をしっかり味わっておきましょう。

4. 日本食を作れるようにしておく

ホストファミリーに日本食を振る舞うと、とても喜ばれます! しかし、日本で一度も作ったことのない料理を海外で初めて作ると、失敗する可能性が高いです。

留学前に練習しておきたい料理

  • カレー・唐揚げ(人気!!)
  • 味噌汁・おにぎり(簡単!)
  • すき焼き・肉じゃが(ただし甘い味付けが苦手な人もいるので要注意)

また、海外では手に入りにくい調味料があるため、代用方法 も考えておくと便利です。

5. 交通手段を事前に調べる

留学先の公共交通機関の使い方を調べておかないと、初日に困ることがあります。特に、日本のように電車だけで移動できるとは限らない ので、バスやICカードの使い方を確認しておきましょう。

カナダ・バンクーバーの例

  • 電車(SkyTrain)だけでなく、バスも必要
    → 多くのエリアでは、最寄りの駅までバスで移動する必要があります。電車だけで行けるとは限らないため、バスの利用方法を確認していきましょう。
  • Compass Cardの購入方法と使い方を把握する
    →ICカード(Compass Card)は、交通機関の利用に必須ですが、学生向けのConcessionカードは駅の自販機では購入できません!私は、ホストファミリーに London Drugs(薬局) に連れて行ってもらい、そこで購入しました。Compass Cardの詳細はこちら
  • バスのルートや運行スケジュールも事前に調べておく                    → バス路線や運行時間を確認し、通学ルートを事前にシミュレーション しておくと、スムーズに移動できます。バンクーバーのバスは、時間帯によって本数が少なくなることがあるため、気をつけましょう。

バスのルートや運行スケジュールも、事前に調べておくとスムーズに移動できます。現地の交通事情をしっかり把握し、安心して留学生活をスタートさせましょう!

+α: 帰国後の進路も考えておく

高校留学後の進路について、早めにプランを立てることも重要です。特に「日本の大学 vs. 海外の大学」の選択肢を意識しましょう。

留学前に知っておくべきこと

卒業タイミングの違い:

  • 7月に帰国 → 日本の大学(4月入学)だと日本の同級生より1年遅れる可能性あり
  • 9月入学(早稲田SILS, ICU, 上智など)を受け入れている大学もあり

日本の難関大学、海外の難関大学を狙うなら:

  • APクラス or IBを取得すると有利
  • SATのスコアを求められる場合あり
  • IELTS6.5以上があると、多くの大学に出願可能

エージェントの話を鵜呑みにしない!

留学エージェントは、手続きのサポートをしてくれますが、あくまでビジネスである という点も忘れてはいけません。エージェントがおすすめする学校には、同じエージェントを利用した日本人留学生が多い傾向 があります。そのため、「本当に自分に合った学校なのか?」 をしっかりリサーチしましょう。

学校選びの注意点

  • 卒業を目指す長期留学なら、慎重に選ぶ
    「合わない」と感じたら転校も選択肢 になります。実際に転校する留学生も少なくありません。
  • 同じ学区内の転校は比較的スムーズ ですが、異なる学区・州・国への転校は手続きが複雑 になり、時間がかかることがあります。転校を考える場合は、早めに決断しましょう。

留学の「成功例」だけでなく「失敗例」も頭に入れておく

留学エージェントは、成功事例を強調しがち ですが、実際には全員が順調に英語力を伸ばし、楽しく過ごせるわけではありません。

私自身の経験から、失敗する可能性があるケースも目にしてきました。以下のような事例も頭の片隅に入れ、留学前にしっかり準備を進めましょう。

失敗する可能性があるケース

  • 英語力が思うように伸びず、ELLを卒業できなかった
    → ELL(英語学習者向けクラス)のレベルが上がらず、通常の授業に移れないまま卒業できなくなることも。
  • 授業についていけず、必要単位が取れずに卒業できなかった
    → 成績が悪いと単位を落とすリスクがあります。また、自分で卒業に必要な単位が取れているか確認する必要があります。
  • 日本人留学生同士で固まりすぎて英語が上達しなかった
    → 日本人の多い学校では、日本語ばかり話してしまい、英語を話す機会が減ることも。
  • 新しい環境に馴染めず、不登校になってしまった
    → 文化の違いや環境の変化に適応できず、学校に通えなくなるケースもあります。
  • 麻薬や飲酒が発覚し、強制帰国になったケースもある
    → 国や学校によっては、未成年の飲酒や違法行為が厳しく処罰され、強制帰国となることも。

エージェントの話をそのまま信じるのではなく、自分で情報を集め、冷静に判断することが大切 です。留学は人生に大きく影響を与える経験なので、現実的なリスクも理解した上で、慎重に準備を進めましょう。

留学成功のカギは「自立」

最後に、留学を成功させるためには 「自立すること」 が大切です。

留学前に身につけるべき習慣

  • 自分で起きる(親に頼らず、目覚ましで起きる習慣をつける)
  • 宿題やテスト勉強を自己管理する
  • 洗濯や食事の準備を自分でできるようにする

また、アルバイトを経験し、金銭感覚を養う のも良いでしょう。限られたお金を管理する力は、留学生活でも役立ちます。

さらに、パワーポイント(PowerPoint)やワード(Word)の操作に慣れておく と、プレゼンやレポート作成がスムーズになり、学校生活で大いに役立ちます!

まとめ

高校留学を最高の経験にするために!

高校留学は、あなたの世界を大きく広げる貴重なチャンスです。新しい環境に飛び込むことは不安もありますが、しっかり準備しておけば、自身を成長させることができるでしょう。

高校留学で後悔しないために、以下の5つを準備しておきましょう!

英語の勉強を徹底する(ELL・IELTS・TOEFL対策)
日本の文化や歴史を学ぶ(会話のネタになる)
家族との時間を大切にする(思い出作り)
日本食を作れるようにする(ホストファミリーに喜ばれる)
現地の交通手段を調べる(ICカード・バス・電車の使い方)

また、進路の選択肢を広げるための情報収集や、留学エージェントの話を冷静に判断することも大切 です。

最初はうまくいかないこともあるかもしれません。でも、大丈夫!留学を通じて得られる経験は、あなたの人生にとってかけがえのない財産 になります。

新しい友達、異文化との出会い、自分の成長——すべてがあなたをもっと強く、もっと輝かせてくれるはずです。

不安もあるかもしれませんが、一歩踏み出したあなたはすでに素晴らしいです! しっかり準備をして、最高の留学生活にしてくださいね!✨🌍💙

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