こんにちは、現在、カナダで高校留学中のサキです。今回は、私がどのような思いで留学をきめたのか、その理由についてお話しします。
私は、カナダのブリティッシュコロンビア州にある高校にGrade10(日本の高校1年生に相当)から入学し、現在はGrade12(高校3年生)です。来年の6月下旬には、カナダの高校を卒業する予定です。

留学を考え始めたきっかけ
私が、留学を考え始めたきっかけは、いくつかあります。
私は、もともと英語の勉強が好きで、「いつか海外で生活してみたい」という強い気持ちがありました。さらに、もっと広い世界に飛び出し、新しいことにチャレンジしたいといった好奇心も旺盛でした。
また、日本の教育について少し不満に感じる点もあったのも理由の一つです。日本の教育の、受け身の授業や暗記型のテストで評価されることなど、その点に中学生の頃から疑問を抱いていました。中学2年生の頃、コロナ禍での自粛期間中に行った、「気になる高校を調べる」という課題があったのですが、自分が本当に行きたいと感じる学校を見つけるのに苦労しました。その時、ふと、「日本だけではなく、海外の高校も視野に入れてみよう」と思い立ったのが、留学を本格的に考えるきっかけとなりました。
なぜカナダを選んだのか
私が、カナダへの留学を選んだ理由は、教育システムの充実度と、留学生への手厚いサポートに魅力を感じたからです。特に、教育システムに魅力を感じていて、豊富な選択科目から、自分の「学びたい」と思う科目を豊富な選択肢から選べる点に惹かれました。また、カナダは、移民を多く受け入れている多文化国家であり、治安も良い国ため、初めての留学先としては理想的だと感じました。
周囲の反応とサポート
私が、両親にカナダに3年間高校留学にいきたいと言った当初は大反対されました。受験勉強から逃げているだけだとか、英語の習得は日本でもできる、短期留学で十分だなどと言われ、高校留学は絶望的に思えました。しかし、最終的には両親も私の留学への熱意も理解し、応援してくれました。許可を得るまでには、時間がかかりましたが、今では、両親の金銭的・精神的なサポートにとても感謝しています。また、友人や学校の先生も、最初は驚いていましたが、温かく応援してくれました。
留学に対する不安や期待
留学前にはたくさんの不安を抱えていました。ホストファミリーと仲良くやっていけるのか、学校で友達が作れるのか、英語での授業についていけるのか、そして何より、周りの中学3年生とは違う道に進むことへの、孤独感も感じていました。
それでも、英語力に関しては、高校受験をしない分、英語の勉強に集中し、オンライン英会話でスピーキングの練習をするなどして準備を進めました。それでも、不安はもちろんありましたが、それ以上に「早くカナダでの新しい生活を始めたい!」という期待感が勝っていたのを覚えています。留学系YouTuberのVlogを見ながら、ワクワクしていた時間は今でも懐かしいです。
これからの目標
これからもカナダでの高校生活を通じて、英語力の向上だけでなく、多様な価値観に触れることで、視野を広げ、自分自身の成長に繋げていきたいと思っています。
次回の記事では、カナダに到着した初日の出来事や、現地での初めての体験について詳しくお話ししたいと思います。ぜひお楽しみに!